営業先でもブランドイメージについて聞かれたので、いい機会なので説明します。
この話は初めてかな。
なぜか言うタイミングを逃した。
ブランドにとってブランドイメージとは生命線。
俺はここがとても重要だと思っている。
1995年にスタートしたBGZだが、スタート時はB-Guyzと言う表記だった。
色々な意味を込めて作った。
勿論俺がBannaiだからBを使いたい、そう言う意味も勿論あった。
俺は高校に入る時は少しグレていた。
まあ時代です。
当時同じクラスに居た仲間が、サーフィンがしたいと言い出し、俺も付き添いでサーフチームのボスに会いに行った。
真っ黒に日焼けして、ヒゲを生やしていた。
これがサーファーと言う人種なのかとその時初めて知った。
そのボスに仲間がチームに入りたいとお願いしていた。
俺はその様子を見ていた。
ボスはなんなく承諾。
そしてチーム員の証としてステッカーを貰っていた。
それがとても眩しく見えた。
よし俺もサーファーになろう!
そう決めた瞬間だっだ!
俺もチームに入れて貰ったが、サーフチームは年齢層もバラバラで、縦社会が出来上がっていた。
サーファーは軽いイメージだが、当時のサーファーは不良の集まりだっだ。
いざこざ、喧嘩も絶えなかった。
そんな先輩達を見て、サーファーは不良でカッコイイな〜と思っていた。
先輩達が聴いている音楽、ファッション、道具に憧れた。
特にド不良の先輩が使っていた道具は、欲しくて堪らなかった。
しかし小僧の俺が使うにはまだ早い。
俺もいっぱしのサーファーになったら、先輩が使っている道具を買おう。
そう思っていた。
そんな若き日の経験があるので、自分がブランドを立ち上げた時は少し不良の匂いがするブランドにしたかった。
本物のサーファーが手にするブランド。
みんなとは違う特別なブランド。
そしてB-Guyzのもう一つの意味に繋がってくる。
もう一つの意味は
Bad(悪い)ーGuyz(野郎達)
リアルサーファー達が愛用する、不良の匂いがするブランド。
これが俺が目指したブランドコンセプト。
昔はよく万人ウケするブランドにした方が良いなどとアドバイスを受けたが、みんなが持てるブランドには全く興味が無かった。
着ている人が、俺は皆とは違うんだよと誇れるブランドにしたかった。
今そうなっているかは分からないが、よく色々な人からBGZは悪そうでカッコいいですね!と言われる。
まだ道半ば。
リアルサーファーが欲しいブランド目指して頑張ります!
Comments