型紙を作るコンピューターCADシステム。
当時2000万円。
アパレル用のソフトを旭化成さんがウェット用に改良して販売したと思う。
独立して数年。
思い切ってコンピューターCADシステムを購入。
買ってすぐ使える訳では無くCADのプログラマーさんが会社に来て、型紙を数字化しプログラミングして行く。
この作業が一週間程かかる。
俺の頭の中の数字をコンピューターに落とし込む作業。
職人の感みたいな数字も、見える化しなければ行けなかった。
この作業が完全に終わると、このCADシステムは俺の型紙頭脳を移植した、世界に一台の俺のクローンマシーンになる。
俺が死んでも大丈夫と言う事。
コンピューターCADシステムは、本体のパソコン・ソフト・大型カッティングプロッターで初めて機能する。
高い買い物だがお金以上の価値がある。
昨日大型カッティングプロッターが完全に壊れた。
ここ1年ぐらい怪しかったが、騙し騙し使っていた。
昨日は完全に動かなくなった。
終了です。
長きに渡り有難うございました。
と言う訳で昨日から手切り。
サーフボードで言えばハンドシェイプ。
20年ぶりに手切りしたがまだ手が覚えていた。
しかし時間はCADの2〜3倍かかってしまう。
秋冬商戦始まる前に買うしかないな。
160万円なり。
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