昨日はアパレルの撮影を頼まれたので、スタジオBGZで撮影。
写真とは光と陰の芸術。
どこから光が来て、どう陰影を出すか。
そこを考えないと、のっぺりとした写真になる。
実は簡単のようで奥が深いのです。
この写真は左斜め上から光を当てて影を右側下に作っている。
そうする事で奥行きが出て、洋服の陰影も綺麗に出る。
実は黒単色は非常に難しい。
アンダー(暗い)過ぎると陰影が無くなり、オーバー(明るい)過ぎると黒が明るい黒になる。
黒の色をしっかり残しつつ、影をつける。
何気ない写真も、実はテクニックがあるのです。
篠山紀信が5分で撮影が終わったからと言って、手を抜いている訳じゃ無いのですよ。
5分で終わるまでには、何百時間、何千時間もの経験と失敗を繰り返してきた事でしょう。
達人になればなるほど時間はかけない。
一瞬で撮れた!がわかるモノ。
自信が無いカメラマンは、何度も何度もおさえの撮影をしてしまう。
気持ちはわかるが、モデルさんが可愛そう。
俺は時間をかけません。
達人のように仕事しますが、まだ達人じゃありません!笑
でもいいのです。
だらだら時間かけるのが嫌いなので、早く終わるように習慣づけてます。
Comments