昨日は息子のカンファレンス(ミーティング)
今回のカンファレンスは、先生方が勢ぞろい。
嫁とも話したのだが、そろそろ退院の二文字が出てくるのか…
そんな予感のカンファレス。
しかしまだまだ家で過ごす事は不安だらけ。
息子の場合、急変すると呼吸器系なので一刻を争う。
要は急変すると窒息状態になる。
すぐ蘇生させなければ命が危ない。
それを俺達夫婦が出来るのか?
出来ればもう少し入院して、もう安心だ!
そこまで入院でも良いのではないか。
そんな話を嫁としていた。
いざカンファレンスへ。
こども医療センターの精鋭外科の先生が二人。
その他NICUの先生が一人。
看護師さん一人。
相談室の方。
俺たち夫婦。
これは普通のカンファレンスでは無いな?!
そんな空気感だった。
担当医から現状の説明。
そして補足説明。
やはり退院へ向けて準備して行きましょうと言う話であった。
ここで俺の率直な意見を述べた。
やはりまだ不安が拭い去れない。
もし急変したら俺たち夫婦が助けられるのか?
そんな状況で退院は不安でしかない。
そんな話をさせて貰った。
するとNICUの先生が口を開いた。
不安はお察しします。
しかし息子さんが急速に回復する事は正直無いです。
ならば不安を拭い去る事を積み重ね、不安が軽減されたら退院も考えられますか?
そう言われた。
それならばと俺。
NICUの先生は、息子さんは今年で3歳。
しかし3歳の成長では無いのです。
それは、この狭い病院でしか生活していないので、脳への刺激が少ないからです。
この子の成長を考えた場合、外の世界を早く見せてあげたい。
そう先生から言われたのだ。
今までは、自分たち夫婦の目線でしか考えて来なかった。
しかし息子目線で考えた場合、外の世界を見せてあげるという事は、大いに脳への刺激が増え、急速に成長する可能性がある。
それを先生は沢山見てきている。
いわゆる「奇跡」を目撃して来ているのだ。
そうか。
その考えは俺には無かった。
先生の話から考え方が大きく変わった。
これから少しずつではあるが、息子目線で考え、俺が出来る事を増やし、1日でも早い退院を目指したい!
急変したとしても、俺たち夫婦が救急車の到着まで対応できる。
その対処法を勉強したい。
そう強く感じた。
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