現状報告
- Mr.B
- 20 時間前
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更新日:3 時間前

だいぶ気持ちの余裕が出て来ましたので、現状報告と募金の経緯をお伝えします。
10月末、嫁と二人で居る時に嫁が「なんか変」と言い急に倒れた。
その後、意識が朦朧とし、呼吸も苦しそうだった。
すぐさま救急車を呼んだ。
病院ではたまたま脳外科医の先生が当直でおり、すぐ診察してもらえた。
その結果くも膜下出血。
五段階中、四段階の危険な状態と知らされた。
手術は成功し、先生のお陰で一命は取り留めた。
次の日病院に行くと沢山の管が繋がっている嫁を見た。
とても辛かった。
先生から説明を聞く。
「出血部は何とか止血出来たが、一週間が山です。
その山を越えても、後遺症がどの程度残るかは分かりません。」
その後、病院のケアマネージャーと話をした。
「貯金額はいくらありますでしょうか?」と聞かれ、それは必要なんですか?と聞くと、これからお金がかかりますので、事前調査だと言われた。
嫁が倒れた次の日にすぐお金の話。
現実を突き付けられた気分です。
ケアマネージャーは「ここの病院は命を救う事が最優先で、回復後は他の病院に転院していただく事になります」と説明を受けた。
リハビリ病院で数ヶ月リハビリし、回復具合を見て退院となりますと説明があった。
俺はここでの治療費、入院費はどれぐらいかかるのか質問した。
入院日数にもよります。
高額医療制度があるので20〜30万円ぐらいだと説明を受けた。
医療費の他に実費と言うのがあり、それが高額になって行くことが後で分かった。
リハビリ病院は毎月いくらかかるのですかと質問した。
それも30万円ぐらいと説明を受けた。
ざっくり3ヶ月で100万円、半年なら200万円、一年なら400万...
息子は国からの補助があるので入院費はかからないが、医療ケア児はそれなりにお金がかかる。
無償の部分と有償の部分がある。
これからお金をどう工面したら良いのか...
大きな問題は嫁の入院中、息子はどうしたら良いか。
仕事をしながら息子の世話は出来ない。
どこか施設に預けるとしても医療ケアが出来るところは少なく、お金もかなりかかる。
八方塞がりに陥った。(嫁が倒れた時息子は入院中でした)
そこで役所に相談に行った。
現在の状況を説明し、何か国の援助は無いのか、他に何か方法は無いのか聞いてみた。
役所の人とかなり話をし行き着いた答えは、二人の面倒を自分が見るのであれば現在の仕事を辞め、生活保護を受けるしか方法が無いと言う結論だった。
息子と嫁の面倒は自分しか見れない。
医療ケアの経験がない人に息子のケアは出来ない。
面倒を見るためには仕事をやめるしかない。
会社をたたみ、家で二人の面倒を見ながら生活面は国からの援助でまかなう。
これならば細々と家族3人で生きていく事は出来る。
家族を守るためなら仕方ない。
そう決断し書類に記入しようとした時、手が止まった。
数日考えさせてくださいとその場で記入はしなかった。
帰りがけ、このまま会社をたたんでいいのだろうか?
何か他に方法はないのか。
会社を続けながら介護が出来る方法はないのか。
今まで積み上げて来たものがここで終わってしまうのか…
そんなやるせない思いでいっぱいだったが、家族を守れるなら仕方ないと腹を括った。
生活保護を受けると言うことは、全て管理下になると言う事。
通帳も管理され、現在住んでいるマンションも引越し、生活保護枠内の安いアパートに移らないと行けない。
これも家族を守るためだ、そう自分に言い聞かせた。
そんな時に頭に浮かんだ。
クラウドファンディングは?
しかし調べると簡単な話ではなく、時間と能力がかかる。
今の自分にはそんな時間と能力と気力が無い。
仕事では繁忙期の真っ只中。
体と頭はくたくただった。
ダメもとで募金を呼びかけてみたらどうだろうか?
それならば今この瞬間にも出来る。
そう思い、ブログとインスタに一度だけ募金のお願いをしてみる事にした。
今悩みの種でもあるお金を少し援助してもらえれば、数ヶ月でもこの状態を回避出来るかもしれない。
その間に事態が好転するかも…
現在の近況をありのまま書き綴った。
するとすごい反響があり毎日募金が集まった。
連絡も沢山いただいた。
「応援します!頑張ってください!」
そんな声が沢山あり、ここで立ち止まっている場合じゃないと目が覚めた。
その募金のお陰でお金のストレスからは解放された。
あの時、もうダメだとあきらめていたら今は無い。
無我夢中で取った唯一の選択が、皆様に募金のお願いをする事でした。
集まった募金の総額は450万円。
すごい金額です。
内130万円はどうしても必要だったので使わせて頂きました。
現在320万円手元にあります。
内訳は、嫁、息子の病院関係、医療備品、嫁の両親が引っ越して来てくれた引越し代の一部も募金から使わせていただきました。
それと都内に住んでいるお袋も、これからはたまにこちらに来て助けて欲しいと少しお金を渡した。
大きく分けるとこんな内訳です。
家族みんなで嫁と息子を守って行こうと話をした。
現在は嫁も思ったより回復してくれたお陰で、会社もたたまなくて済んだ。
ホッとしてます。
嫁の回復が我が家にとって一番良いニュースです。
嫁はリハビリ病院を断り、自宅で医療ケアすると言い出した。
息子を守るためです。
息子の側にいる事でみるみる元気になって行った。
息子のパワーは絶大です。
現在全てが良い方向に向かっております。
皆様のおかげです。
今思えばもっと調べれば回避出来ることも沢山あったはず。
あの時は本当に不安で思考が停止していました。
初めての事だらけで知識も無かった。
自分の精神状態をなんとか保つ事で精一杯でした。
こう言う国の制度を利用した方がいいとメールも頂きましたが、ゆっくり調べる時間と心の余裕が全く無かったです。
メールくれた方々お許しください。
あの時自分が一緒に居なければ嫁は今ここに居なかったでしょう。
くも膜下の恐ろしさを体感し、本当にあの時一緒にいられて良かったと思う。
くも膜下は数ヶ月で治りますよと言う人もいたが、実際に自分が体感したらそんな軽い病気では無いと感じた。
自分一人の時この症状が起きたら、俺なら生きていられる自信が無い。
これが2026年1月8日の現状報告です。
色々ご心配おかけ致しましたが、今話せる精一杯の事です。
記憶を呼び戻し書きました。
募金でいただいたお金は、今後二人の医療費で使わせていただき、二人共元気になった時、余ったお金は困っている方々へ寄付しようと思います。
それが皆様の善意を繋げる事だと思っております。
坂内武秋



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