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自宅介護になりました。

  • 執筆者の写真: Mr.B
    Mr.B
  • 5 時間前
  • 読了時間: 4分

更新日:11 分前

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先週末から自宅介護に切り替わりました。

突然執刀医の先生から許可が出たので、自宅に連れ帰って来ました。

一ヶ月+一週間の入院生活。


本来ならリハビリ病院に転院し、数ヶ月リハビリを受けるはずだった。

嫁は自宅に帰りたいと熱望し、自宅での介護・リハビリを希望。

それが認められた。


息子の24時間看護が必要な事を考慮し、特別対応での自宅介護。


嫁はよく頑張りました。

これは執刀医の先生が一番ビックリしている。

これから話す話は、今だから話せる話です。



倒れたあの日。

二人で晩酌を楽しんでいた。

すると嫁が「ヤバいかも!」


そう言いながら倒れてしまった。

呼吸がどんどん苦しそうになりこれは只事では無い。

すぐさま救急車を呼んだ。


救急車を待つ間、人工呼吸をおこなった。

瞳孔は開き、意識が少しずつ遠のいて行く。

そうこうしているうち救急車が到着。


すぐさまタンカに乗せ車へ運ぶ。

その瞬間嫁が叫んだ!「頭が痛い!」


俺は直感的に脳の病気だと感じた。

救急車の車内では心電図の装着と忙しく救急隊員が動いていた。


俺は嫁にしがみ付き、ずっと話しかけていた。

すると心電図が突然感応しなくなった。

心肺停止…


「何してるんだ💢早く車をだせ!」と怒鳴る俺。

それでも中々出ない車に「こども医療でもいいから向かってくれ!」

と叫ぶ!


車内で救急隊員と俺とで口論になった。

救急退院「少し黙っていてください」

「黙れる訳ないだろう💢」


すると嫁の心拍が再開した。

嫁に頑張れと励まし続けた。

やっと車が移動し、東戸塚記念病院に運ばれた。


慌ただしくスタッフが集まって来る。

一刻を争う雰囲気であった。

すぐさま手術室へ入って行った。


一時間ぐらいした所で執刀医の先生が出て来た。

現在の状況を説明に来た。


「とても危険な状況で、脳内で血管が破裂しています。5段階中4の状態です。」

「出来るだけの手は尽くします」


そう言ってまた手術室へ入って行った。

俺は頭の中が真っ白になった。

なんで嫁なんだ…


それから数時間手術室の前で手を合せ「神様どうか嫁を連れて行かないでください」

何時間も祈った。


そして手術室の扉が開いた。

執刀医の先生が「止血は出来ました。これから一週間が山です。」

それから集中治療室に移動し、一旦お帰りください、何か急変した時は連絡しますと言われた。


もう朝であった。

自宅で2〜3時間仮眠を取りまた病院へ。


沢山の管が繋がれていて事の重大さが分かった。

まずは一週間を乗り切るんだ!

そう思い毎日病院に通った。


家では何かあればすぐ病院に駆けつけられるように洋服のまま寝ていた。

そして一週間の山は越えた。


そこからは後遺症との戦い。

声はあまり出せない。

体は動けないようだ。


それでも毎日病院に通っていると変化がわかる。

少しずつではあるが回復に向かっていた。


集中治療室から一般病棟に移動が決まった。

そこからはリハビリをする毎日。

出来ることを増やして行く作業。


そんな日々が過ぎ、やっと執刀医の先生から自宅介護・リハビリの許可が出た。

俺が面会で来ていた時、いきなり先生が病室に入って来られ告げられた。

俺も嫁も嬉しいやらビックリやらで驚いてしまった。


今こうして家に帰れる事が奇跡です。

本人は目の焦点が合わない、言葉が出づらい、歩くのが大変と後遺症はあるものの、車椅子生活や言語・記憶障害と言った大きな後遺症は起きなかった。


これは神様、ご先祖様が守ってくれたんだろうと思っている。

これから時間をかけて介護・リハビリをして行けばいい。

何より病院ではなく家で治療が受けられる事は嫁も気持ち的に楽だと思う。

出来ないことは俺がする。


まずは嫁が帰って来れたので、ホッとしています。

次は息子を待つばかり。

きっと12月中には病状も良くなり、帰って来れると信じている。



ここまでが、一ヶ月+一週間経ったご報告です。

沢山の寄付や応援、感謝しております。

病気と向き合いながら、二人とも元気になるようサポートして行きます。

俺は二人の最高の看護師を目指します。


今思えば皆んながいたから頑張って来れた。

本当に心強かった。

10kg痩せてしまった。

体重はいつでも戻せる。


本当に心が折れそうな時もあったが、皆んなの支えが励みとなった。

この一ヶ月と一週間、本当に色々な経験をさせてもらった。


人生何が起きるか分からない。

日々を大切に生きていきます。


皆様からいただいた寄付は、これから二人の医療費として大切に使わせていただきます。

本当に寄付がなかったら厳しかったです。

見えるお金、見えないお金、お金は右から左へ流れていく。

本当にありがとうございます。

 
 
 

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