最悪のパドルアウト
俺は16歳で波乗りを始めた。
まずはスープライダー。
来る日も来る日もスープに乗り、立つ練習。
少しずつ立つコツはつかめて来た。
次は斜めに滑る。
斜めに滑る事で長く乗れる。
当時一緒に始めた3人でロングライドを競っていた。
それから1年経ち、いかに大きな波に乗れるかが勝負になった。
負けず嫌いな俺は誰よりもデカい波に挑戦した。
30分かけゲットしたが、沖には俺一人。
デカいセットが来て恐怖を感じたが、あのデカい波への挑戦はアドレナリンが出た。
当時は先輩から、いかにデカい波に挑戦出来るかで認められた。
そんな事で認められるならと、誰も入らないクローズアウトの海によく一人でパドルアウトしていた。
あの当時は、パドルをいくらしようと疲れることが無かった。
今では頭オーバーだと体力が厳しい。
ハワイのここまでの波は経験が無いが、6〜8フィートぐらいは普通にゲットしていた。
あの頃のパドル力に戻れば、またデカ波に乗れる。
デカい波は言葉では説明出来ないアドレナリンが出る。
またパイプやサンセットに入ってみたい。


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